持続可能な資源循環型農業の構築とその思い
畜産・耕種農家(野菜栽培などの農家)、小売業・食品加工業者など堆肥化可能なそれぞれの廃棄物を有機質堆肥として再資源化後、耕種農家の耕作地へ利用します。
流れとしては
排出されたもの(畜産の糞尿や食品工場やスーパーなどから出た廃棄物を堆肥化→各農業事業者へ販売→各食品事業者から消費者へを届けることで、資源の循環をした農業になります。
当社では農業生産法人株式会社O.V.リサーチと共に20年以上堆肥を発酵させ良質な堆肥作り、堆肥のみで畑づくりをし野菜をつくることをやってきました。
結果20年間以上化成肥料を使用せず無化学肥料栽培に成功しています。
現在(令和5年)では当社とOVリサーチとで白菜・キャベツ・トウモロコシ・長ネギ・レタス・大根・人参・カボチャ・スイカなど年間45~50haの面積を堆肥の元肥のみで生産し販売しております。(家庭菜園ですがナス・ピーマン・キュウリ・インゲン・トマト・ズッキーニ・ニンニク・玉ねぎ・ヘチマ・エシャレット・青ネギ・枝豆なども問題なく栽培できています)
循環型農業を本格的に目標として目指し始めたのが約15年前、そして令和5年9月27日に産業廃棄物処理業の許可が下り目標としていたリサイクル農業が始めれることになりました。
ようやくスタートラインに立ちました。これまでの堆肥・野菜の生産技術は高いものになっていると当社は自負しておりますがこれまで以上に安全・安心・循環型の農業の見本になれるよう努力していきたいと思います。

各事業者の役割
当社
処理施設の設置・運用
有機質堆肥の生産・管理
耕種農家
有機質堆肥の管理・利用
付加価値農作物の生産・管理
流通業者
施設利用費の負担
付加価値農作物の契約購入
食品加工業者
施設利用費の負担
付加価値農作物の契約購入